プレミエール・クラス、外国人バイヤー増加

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パリのチュイルリーで開催されたファッション小物見本市プレミエールクラスはフランス国外からのバイヤー数も含め去年と同じくらいの訪問者数をキープした。ビジネス状況もよかったようだ。
プレミエール・クラス、外国人バイヤー増加

昨年、20周年を祝ったばかりの展示会プレミエールクラスは今年オリジナリティー溢れるブランドを紹介しバイヤーたちを驚かせた。ナコ(Naco)、エイプリル・メイ( April May)、ディディエ・リュド (Didier Ludot) 、ラ・プティット・ローブ・ノワー("La Petite Robe Noire")、ロラ・ファトゥロティ(Lola Faturoti)、ジェローム・ユイリエ( Jérôme L’Huillier)、ライトモティーフ(Leitmotiv)など。「展示会としてこのようなアヴァンギャルドなブランドを招致したことは面白い試みだったが、勇気のいることだったと思う。」フランスの展示会はクリエーティヴで好きだ、とあるアジア人バイヤーは語った。

訪問者数は昨年と比べて2%減の1万2692人。海外からのバイヤーが増え(61%)、ハイクラスなセレクトショップのバイヤーはやはりパリに来て買い付けをすることを好むようだ。特にニッチでエッジーなスタイルを求めるバイヤーが多い。
「この18年間で最高の展示会になった。もちろん売り上げの面でもね。」バックブランドフィリップ・ルクーのデザイナーは語った。

9月にポルタ・ドゥ・ヴェルサイユで開催された同展示会の第一次セッションはフランス人のバイヤーが多く訪れたが (昨年比16%増)、10月の第2次セッションでは10%減少の4940人となった。地方からのヴィジターは24%増の1872人だったが、パリとイル・ド・フランス地域の百貨店やブティックのバイヤーは23%減少して3068人となった。

ヨーロッパからの来場者は3%増。フランス、イタリア(1744人、2%増)、イギリス(512人、18%減)、ドイツ(27%減)、スペイン(10%増)、ベルギー(8%減)、スイス(6%増)、オランダ(30%増)。
アジアからの来場者は昨年同様で、全来場者の22%を占めた。日本からのバイヤーは全体でもフランス、イタリアに次ぐ3番目で2%減の1332人。

他の展示会同様に日本人バイヤーの存在感は非常に強く、若いクリエーターまでも積極的に彼らのショップのブランドリストに加えて行った。「今回私達にとっては初めての展示会となったが、全てうまくいき特に外国人バイヤーからたくさんの注文を受けた。」ディアン・ドゥ・マリアのデザイナーは言う。



 
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